良くなるのを待つ
悲しみを押さえつけて
ひねくれて怒りに転化させた文章に出会う
立て続けて。
自分から探しに行っている、んだな。
思わず内観しそうになって
いやいやと放り投げる
ああ、これは私の物ではない、って。
昨日の遠出で疲れているのだろう
アルバイトでも疲れたのだろう
バスも一駅乗り過ごしてしまったし
アルバイトの出勤簿はひどく書き間違えるし
だらだら食べ続けるし
雨だし
こういうときはだらりとするのがいい
ぼんやりするのがいい
じっと回復を、待つのだ
勝手に良くなるのを、待つのだ。