ふいにおとずれる

幸福感

デジャヴなような

満たされる感じ

 

ふいに、訪れた

 

運転中、初夏の日差しの中、揺れる立葵を目にした時に

不意に満たされた

 

陽ざしがきらきらしてて

立葵がはかなげで美しくて

自由な感じがした

 

最近は毎日が淡々としていて

感情も、こころも動くことが少なくって

ぬるま湯の中で

ぼんやりぼんやり、生きているような毎日だった

 

立葵を目にした時にはっとしたのだ

 

美しい物には力がある

 

美しさを感じることができる心は力がある

 

こういう、生きているのもいいものだなって思う瞬間を

 

ただ積み上げていくのだと思う